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堀江さんについて、自分が2年前にまとめた日記がありましたので、アップしてみます。
お時間ある方は、御覧頂ければと思います。

「一方的な報道による誤解を解きたい」――堀江貴文氏の逮捕後初の会見を(ほぼ)完全収録

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0904/03/news036.html

堀江さんの話、自分なりに整理しました。



堀江さんの話で、一番難解な部分はここだと思います。


>そもそも何でこういった(ファンドを通じて自社株を取引する)ことになったかというと、ライブドアがある会社を株式交換で買収しようとした(ことに始まります)。株式交換というのは、「自社株を新規に発行して(当時は5%まで取締役決議だけで発行できた)、マックス5%分のライブドア株を発行して、買収予定会社の株主に対して買収予定会社の株と交換することによって買収を成立させる」という方法なのですが、それをやろうとした時にこの事件の元になるお話が始まりました。
>(株式交換で買収しようとした時に)買収予定会社の株主が、「ライブドア株は価値が低いから受け取りたくない、その代わりに株と同じ価値の現金をくれ」と言ってきたのです。しかし、当時ライブドアは彼らに払う十分なキャッシュがなかったために、株式交換を使おうと思ったわけですので、困った私たちは新しいスキームを作りました。
>「一時的に別の証券会社を経由してSPC※(ファンド)を作って、そこにお金を(ライブドアから)貸し付けて、いったんその(買収予定会社の)株主に(SPCから)現金を払って株式をもらって、その後市場で(新規発行した)ライブドア株を売ることによって、その(SPCへの)貸し付けを戻す」という方法をとりました。永遠にお金がそっち(SPC)に行ってしまうと困るのですが、一時的に貸すお金はありますので。



一社クローズアップして、細かく見ていきます。




当時、ライブドアは、企業買収を繰り返すことで、事業を拡大していました。


2003年8月、ライブドアは、携帯電話販売会社の「クラサワコミュニケーションズ」(以下「クラサワ社」)の買収に乗りだし、クラサワ社と8億円での買収の合意に至りました。が、ここで、問題が発生しました。

>(株式交換で買収しようとした時に)買収予定会社の株主が、「ライブドア株は価値が低いから受け取りたくない、その代わりに株と同じ価値の現金をくれ」と言ってきたのです。

クラサワ社の株主が、現金による買収を条件としてきたのです。



>当時ライブドアは彼らに払う十分なキャッシュがなかったために、株式交換を使おうと思ったわけですので、困った私たちは新しいスキームを作りました。

実際は、「キャッシュがなくて」というよりは、「キャッシュを残しておきたい」と考えていたわけなんでしょうけども、どうにか会社の現金を減らさずに買収する方法がないかを、堀江さんたちは一生懸命考えた。

それが、難解な次の部分からです。



>「一時的に別の証券会社を経由してSPC(ファンド)を作って

まず、「別の証券会社」がなにかというと、ライブドアグループの「エイチ・エス証券」という証券会社です。沖縄のカプセルホテルで自殺した、野口さん(元々はライブドアの幹部)という方が副社長だった会社です。
彼の死の真相は未だ藪の中ですが、それはさておき、そのエイチ・エス証券が主体となって、「M&Aチャレンジャー1号投資事業組合」というペーパー会社を作りました。これが、その「SPC」です。


>そこにお金を(ライブドアから)貸し付けて、

そのSPCに、ライブドア(実際には、子会社の「ライブドアファイナンス」)が、クラサワ社買収予定額の8億円を出資しました。


>いったんその(買収予定会社の)株主に(SPCから)現金を払って株式をもらって、

8億円は、ライブドアではなく、SPCから支払ってもらった形にして、一旦SPCがクラサワ社の株式を取得します。


>その後市場で(新規発行した)ライブドア株を売ることによって、その(SPCへの)貸し付けを戻す

ちょっと省略されているのですが、ライブドアは株式を新規に発行して、SPCが持っているクラサワ社株式と交換をします。こうして、ライブドアはクラサワ社の株式を取得したので、子会社化することができました。

その後、SPCはライブドアの株式を市場に売り飛ばすことで利益をあげて、それをライブドアに還元して、現金を回収するわけです。
(実際は、「M&Aチャレンジャー1号投資事業組合」が「VLMA2号投資事業組合」という、また別のSPCにライブドア株を現物出資して、そこがライブドア株を売却することで、ライブドアとは独立したところがライブドア株で利益を上げているように見せかけていた。)


ただ、堀江さんの言葉にあるように、

>そういうスキームを作ったわけですが、たまたまその後、株価が高い水準で推移したために、買収先の株主にお金を払っても、ものすごくSPCがもうかったわけです。2社を同じスキームで買収したのですが、30億円以上もうかってしまいました。

と、こんなに現金が手に入るというのは、「想定外」だったわけです。



ちなみに
>いや、ごめんなさい。買収したのは2社ではなくて3社です。「なぜ僕が1社忘れていたか」というと、この1社の分、1億数千万円は宮内さんの財布に入っていたからです。

これは忘れてたんじゃなくて、宮内さんを悪者にするために、わざわざ言ってるんでしょう。
なので、この言葉は無視。





このスキームを大雑把に全体で見ると、SPCを挟んでいますけれども、ライブドアは普通に現金を払ってクラサワ社株式を取得して、その資金を、自社株の売却で回収した、という、ただそれだけのことなんですね。


で、こうしてみると、僕は、
「それって、単純に純資産の増加(B/Sの話)じゃないのかな?」
という疑問を持ちました。

結局は、増資と同じことだなと。


で、検察がつついたのもここなんです。


>そこでそのSPCがもうかった分をライブドアの子会社、ライブドアファイナンスに対して配当という形で戻したのですが、「ライブドアの連結決算で利益に計上したことが違法だ」と言われているのです。

堀江さんはそれを、ライブドアの投資事業が上げた「利益」だから、「売上」(P/Lの話)である、と考えたわけです。


結果、堀江さんのその判断が、違法だったということなんです。




この部分が整理できると、堀江さんの話がものすごく読みやすくなります。







と、ここまで見てきて、

>非常に専門的な話なのですが、会計士のように会計を専門的に勉強している人ではないとよく分からないような話を、「当然お前は知っているだろう、だから有罪なんだ」と(検察は主張していると)いうことを言っているのです。

堀江さんのこの言い方は、僕はちょっと腑に落ちないんです。


そこまで専門的な話でもないんです。


頭のいい堀江さんが分かりやすいように説明してるということを差し引いても、この程度の話なら、商業系の高校生でも、多分理解できるんじゃないかと僕は思います。







ライブドアが、なんでこんな面倒くさいことをしたかというと、僕が思うには二つあります。

一つは、堀江さんの言うとおり、野口さんがインサイダーでない見せ掛けを作るため。

二つは、最初からP/Lの数字に見せるため。





つまり、堀江さんは確信犯的にこういうことをしていたのではないかと思うのです。



まず、前者について。

>SPCを運営してもらっている証券会社の担当者はもともとライブドアのグループ会社社員で、「ライブドア株を売買することは、彼のインサイダー取引になってしまうかもしれない」ということで、法律に抵触しないようにわざわざSPCを作った

・・・明らかにインサイダーな気がするんで、どうして法律に抵触しないのか僕にはわかりませんが、目的は野口さんを逮捕させないことですから、半分は合ってるわけです。



次に、後者について。

>にもかかわらず、ダミーファンド、粉飾決算をする目的で作ったファンドだと乱暴に認識されているのです。

このスキームを使って粉飾をしていたわけですから、当初の目的がそうでないにしても、結局はそれも「目的」と認識されても仕方がないと思うんです。


じゃなければ、最初からBSに上げてください、って思うわけです。


ライブドアは2004年9月期では、経常利益が50億円でしたが、肝心のIT関連部門の利益は全体の3割に過ぎませんでした。コマース部門に至っては、5億円の経常損失が出てました。


大体、経常利益が50億円で、そのうちの30億円がこのスキームで得られたという状況から見て、僕には堀江さんが、その30億円を売上に計上出来ると宮内氏にそそのかされただけで、自分は理解してなかったというのが、どうも信じられないんです。堀江さんも理解した上で、意図的にそうしたとしか思えない。


ライブドアは株式交換によるM&Aで大きくしてきた会社なだけに、自分の株式の価値が下がることが絶対に許されません。

となると、会社の利益をできるだけ大きく出しておきたい。


利益を計上すれば、時価総額が上がる。

そうすれば、もっと大きな企業買収だってできる。


本当に知らなかったのであれば、堀江さんは財務諸表の基礎知識が欠落していたまま、こんなことをしていたことになるけど、それはちょっと考えられない。

だから確信犯的に、PLの処理にしたんじゃないかと思うんです。




>「SPCを連結するか、しないか」「SPCが出資元の株を売買した時に出た利益を、BSに付けるかPLに付けるか」という非常にあいまいでよく分からないようなことを無理やり有罪にしようとしたのがこの事件の本質なのです。

そんなのは本質じゃないと思うんです。

堀江さんがやったことは、普通に粉飾決算。
一般の投資家を欺く、市場を欺く行為だったのです。

だから、逮捕されて有罪になったんです。

ライブドアの株を買った人、みんなが被害者と言えるのです。




「知らなかった」



で済まされてはならない事件なのだと思います。


>同じような事件で長銀事件・・・無罪判決が出ました。

長銀事件を調べたら、ライブドアとは全然違う事件でしたが・・・(苦笑)
思いっきり話がすり替えられています。


>この(あいまいな会計制度)部分に関しては、「私も無罪判決が出る」と確信しています。

なのでその確信、根拠がありません。僕はやめといた方がいいと思います。







というわけで、いろいろもっともらしいことを言ってますが、堀江さんの言ったことを噛み砕いたら、うーん・・・となりました。



まぁ、本を読めば、もっと深く知れるんでしょう。



でも、そこまでの興味はないですね・・・



頭が疲れたし(-_-;)





今日最高裁の判決が出て、2年の懲役刑が確定しました。


「罪が重すぎる」


という意見があるのは当然だと思います。


しかしながら、罪は罪です。


堀江さんが重いのではなく、他のところが軽すぎるんです。



そしてこの事件、もっともっと深い闇があるようにも思いますが、それはまた別の機会にでも。
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2010W杯をきっかけに、サッカーの面白さ、楽しさ、深さに触れて、もっと楽しみたいとブログを始めました。サッカーは勉強中です。プレーの結果から理論を逆算。基本ザスパクサツ群馬目線。

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